今回はバロテッリではなく若手が招集
ニースで活躍を続けるFWマリオ・バロテッリはイタリア代表に復帰するのか。これは23日のアルゼンチン代表、27日のイングランド代表との親善試合に臨むイタリアで大きく注目された。しかし、暫定的にイタリア代表を指揮するルイジ・ディ・ビアッジョはバロテッリを招集しない決断を下した。
伊『Radio24』によると、バロテッリの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏はこの結果に納得していない。同氏は「バロテッリが呼ばれなかったことに失望している。その理由を聞いてさらに失望した」と語っており、バロテッリが招集にふさわしいと考えているようだ。
また、同氏は他に選出された選手に納得がいかないのだろう。「代表チームはベストであるべきだが、これがベストなら基準が我々には分からない」とコメントし、今回招集された代表メンバーがベストではないとの認識だ。
例えば今回イタリア代表のFW登録では、フィオレンティーナのフェデリコ・キエーザ、ミランのパトリック・クトローネなど次世代を担う若い選手も呼ばれている。ラツィオで得点を量産するチーロ・インモービレや、これまで招集されてきたアンドレア・ベロッティらの招集は理解できても、キエーザやクトローネがバロテッリより優先されたことに同氏は納得できないのだろう。まだバロテッリに代表復帰の扉が閉ざされたわけではないが、サッカー界1のお騒がせ者が国際大会に戻ってくることはあるか。