最近の結果に称賛止まらず
リーグ戦では欧州カップ戦出場権が視野に入る7位まで順位を上げ、コッパ・イタリアではラツィオを下して決勝進出を果たしたミランは、指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾへの称賛が止まらない。
ガットゥーゾの闘魂が選手たちに注入されたとの意見も多く、今のミランは泥臭い形で勝利を拾える集団になっている。これはガットゥーゾの功績と考えていいだろう。伊『Calciomercato』によると、DFレオナルド・ボヌッチはそのハートの強さや意志の強さが現チェルシー指揮官アントニオ・コンテと似ていると語っており、かつて指導を受けた名将と重ねている。
「僕はいつだってチームと、ガットゥーゾのプロジェクトに自信を持っている。彼はまだ若い監督だけど、チームプレイをどう組み立てていくのかを理解している。彼のカリスマ性や意志の強さはコンテを思い出させるね」
コンテに続いてイタリアに優秀な青年監督が誕生したといったところだろうか。ガットゥーゾの就任でミランは明らかに変わってきている。
またボヌッチは開幕当初批判を受けた自身のパフォーマンスについて、「本物のボヌッチではなかった」とコメントしている。今では自信も取り戻したようで、ワールドクラスのセンターバックに戻りつつある。ボヌッチ復活も闘犬ガットゥーゾのおかげと言えるはずだ。