コンテ政権は風前の灯火か チェルシーが“NEWモウリーニョ”を招聘へ

欧州の舞台での経験も豊富なM・シウバ氏 photo/Getty Images

今季途中までワトフォードを指揮

今季のプレミアリーグ26試合消化時点で5位に留まっているチェルシー。来季のUEFAチャンピオンズリーグの出場権確保が危ぶまれていることから、アントニオ・コンテ監督の去就問題が取り沙汰されている。

ルイス・エンリケ氏(前バルセロナ)やトーマス・トゥヘル氏(前ドルトムント)が後任候補に挙げられるなか、同クラブが新たにマルコ・シウバ氏(前ワトフォード)をリストアップしたことがポルトガルメディア『A BOLA』や英『talk SPORT』で明らかに。今後のコンテ監督の戦績しだいで、同クラブの首脳陣が同氏の即時招聘に踏み切る可能性があるとの見解が両メディアで示された。

30代で監督キャリアをスタートさせた点や、ポルトガルの名門クラブを率いた経歴などがジョゼ・モウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)と酷似していることから、“NEWモウリーニョ”という異名で知られているマルコ・シウバ氏。昨年1月に赴いたハル・シティでは組織的な守備を瞬く間に植え付け、昨シーズンの序盤から2部降格の最有力と目されていた同クラブのパフォーマンスを劇的に改善してみせた。スポルティング・リスボンやオリンピアコス在籍時にチャンピオンズリーグでの指揮も経験している同氏だが、欧州屈指のビッグクラブへの栄転は実現するのだろうか。

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