[移籍]ベテランDF那須大亮、神戸へ完全移籍 浦和での5年間は「人生の宝物」

神戸への移籍が発表された那須 photo/Getty Images

タイトル獲得に向けて神戸での飛躍誓う

ヴィッセル神戸は9日、浦和レッズからDF那須大亮が完全移籍で加入することが決まったと発表した。

現在36歳の那須は、2002年に横浜F・マリノスでプロとしてのキャリアをスタートさせると、2003年に指揮官へ就任した岡田武史監督のもとでチームの中心選手に。同シーズンからJ1の2連覇に貢献していた。その活躍が認められ、2004年にはU-23日本代表の一員として、アテネ・オリンピックへ参加している。

その後は東京ヴェルディ(2008)、ジュビロ磐田(2009〜11)、柏レイソル(2012)を経て、2013年に浦和へ移籍。加入初年度からチームの主力として活躍していたが、2016年から出場機会が減少し、昨季はリーグ戦9試合の出場にとどまっていた。
そんな那須は、浦和レッズの公式サイトを通じて「選手として本当にかけがえのない時間を送らせていただきました。うれしいことや悔しいこと、5年間のいろいろなことをみなさんと共有できたことは僕の人生にとって本当に宝物です。苦しいときのサポーターの声、We are Redsという声はプレイをしている僕たちへの、ものすごく大きな後押しになりました。今でも思い出すたびに身体が震えるほどの感動を覚えています」とレッズでの日々を回想しつつ「今回はプロサッカー選手としての意思をたくさんの方に尊重していただき、移籍が決まりました。今までもそうですが、これからもサッカーを続けていく限り、みなさんに何かを伝えられるようなプレイを目指して全力を尽くしますので、那須大亮をよろしくお願いします。5年間、ありがとうございました」と感謝の意などを述べた。

一方、新天地である神戸の公式サイトでは「今回の移籍にあたっては、たくさんの方が関わってくださり、その思いの中で決まった移籍です。そうしたみなさんの思いに応えられるよう、日々精進し、タイトルを獲るという意思のもと、ヴィッセル神戸のために頑張りたいと思います。そして、ヴィッセル神戸に関わる皆さまと多くの嬉しい思いを共有できるよう、共に戦っていきます。よろしくお願いします」と意気込みを語っている。

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