バルサ、マンC、PSG、バイエルン独走! 「もう欧州主要リーグの優勝争いは終わった」

リーガで独走するバルセロナ photo/Getty Images

各国で大きな勝ち点差が生まれる

まだ欧州主要リーグは前半戦を終えた段階だが、今季は1つのチームが独走態勢に入るパターンが目立つ。例えばリーガ・エスパニョーラではバルセロナが17試合を消化して14勝3分と無敗を維持し、2位アトレティコ・マドリードとは勝ち点差9がついている。ライバルのレアル・マドリードとは14点もの勝ち点差がついており、想像以上に大きな差だ。

フランスのリーグ・アンでは開幕前の予想通りパリ・サンジェルマンが快調に飛ばしている。ネイマール、キリアム・ムバッペを加えた攻撃陣は脅威で、19試合を消化して16勝2分1敗だ。2位モナコ、3位リヨンとは勝ち点差が9離れており、両クラブがこの差を埋めるのは難しいだろう。

ブンデスリーガでは開幕直後にバイエルンが躓くサプライズがあったものの、指揮官をカルロ・アンチェロッティからユップ・ハインケスに変更してチームは復活。気付けば17試合終了時点で13勝2分2敗と好成績を残し、2位シャルケとの間に11点もの勝ち点差をつけている。ドルトムントが失速したことも大きく、バイエルンにはライバルがいない状態だ。
そして最も過激な首位争いになると見られたプレミアリーグでも、マンチェスター・シティが18勝1分と信じられない成績で首位を独走。得点数は欧州五大リーグでは最多となる60得点に到達しており、その破壊力は恐ろしい。2位マンチェスター・ユナイテッドとは勝ち点差が13離れており、独走状態が出来上がっている。

スペイン『MARCA』はクリスマスを迎えた時点で欧州主要リーグの優勝争いは終わったのではないかと伝えており、想像以上の勝ち点差に驚いている。バルセロナ、PSG、バイエルン、マンCは完璧に近い前半戦を過ごし、後半戦はチャンピオンズリーグ決勝トーナメントに集中することが可能な状況となっている。

もちろんまだ逆転は起こり得るが、同メディアはすでに勝負が決してしまったと見ているところもあるようだ。

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