9番を奪われてふて腐れていた!? 苦戦気味のマンU”11番”にスコールズ氏「背番号を気にする人もいる」

今季からは11番

今季からは11番

今季やや苦戦気味のマルシャル photo/Getty Images

16日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦でサンテティエンヌと対戦したマンチェスター・ユナイテッドは、FWズラタン・イブラヒモビッチがハットトリックを達成して3-0の勝利を収めた。イブラヒモビッチは期待以上の存在感を放っており、マンUでも9番を背負ってプレイする姿がよく似合う。

しかし、この9番は昨季までアントニー・マルシャルがつけていたものだ。結果的にマルシャルは自身の背番号をイブラヒモビッチに明け渡すことになり、今季からは11番を背負っている。背番号が何番だろうとプレイには関係ないはずなのだが、今季のマルシャルはやや元気がない。かつてマンUでプレイしたポール・スコールズ氏は、9番を失ったことが影響しているのではないかと考えている。

英『Daily Mail』によると、同氏は7番にこだわるクリスティアーノ・ロナウドのように背番号によってテンションが変わる選手もいると語り、マルシャルが少しふて腐れていたのではないかと推測している。
「背番号を気にする人もいれば、気にしない人もいる。私はそれほど気にしない。だがデイビッド・ベッカムやロナウドが7番を取られたらハッピーではないことは想像できる。もしズラタンが9番でなければ、彼もハッピーではなかったと思う。マルシャルは少しふて腐れているように見えたが、今ではそれを乗り越えたように見えるね」

まだマルシャルは21歳と若く、イブラヒモビッチに比べるとプロ生活は短い。9番に特別な思いを抱えているとすれば、それはイブラヒモビッチの方だろう。マルシャルとしては昨季ブレイクした自身が背番号を変えられたことにストレスがあったのかもしれないが、そのショックは消えたか。

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