「ピッチに立てば、そこは僕の遊び場」 レアル・マドリード移籍予定のエンドリックが現在の心境を語る

パルメイラスのエンドリック photo/Getty Images

レアルでのデビューが楽しみだ

新たなブラジルのスター候補生がスペインにやってくる。今夏、レアル・マドリードへの移籍が決まっている現在17歳のエンドリックが、ブラジルの放送局『TV Globo』の番組である『Conversa com Bial』のインタビューに応じた。

インタビューの中で世界最高峰の名門レアル・マドリードでプレイすることについて「ピッチにプレッシャーを持ち込むのは恐ろしいことだ。とても重苦しく感じる」とし、だからこそ「軽くて、幸せで、本当の子供のように(プレッシャーを)感じないようにプレイする必要がある。弟のノア(4歳)のように、何もプレッシャーを感じないよ」と語った。

「遊園地にいる子供のようにね。(パルメイラスの指揮官である)アベルが僕に言ったように、ディズニーに行かなければならない、子供だから楽しまなければならないと。僕はそのアドバイスを人生の糧とした。ピッチに立てば、そこは僕の遊び場なんだ」
また、3月に未来の本拠地となるサンティアゴ・ベルナベウで行われたスペイン対ブラジルで挙げたゴールは「素晴らしいゴールだった」と振り返った。

「ゴールを決めてスライディングしているとき、目の前にスペイン代表のシャツを着たファンがいて、スペイン語が少しわかるんだけど、そこで僕を待っていてくれたんだ。僕はエンドリックなんだ。ゴールを決めたときから、このイメージが頭の中にあったんだ」

レアル・マドリードに所属するヴィニシウス・ジュニオールのようにこれまで多くのブラジル人選手達がトップスターとしてスペインの地で活躍しファンを楽しませてきた。来季から多くの期待の中でレアル・マドリードでデビューするエンドリックはどのようなプレイを見せてくれるのだろうか。

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