本当に香川よりゲッツェの方が優れた選手なのか? パッとしないドイツ代表のパフォーマンス

香川にももっとチャンスが与えられるべきでは

香川にももっとチャンスが与えられるべきでは

ドルトムントの香川とゲッツェ photo/Getty Images

ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は、現在苦しい立場にある。インサイドハーフではゴンサロ・カストロ、ラファエル・ゲレイロ、今夏復帰を果たしたマリオ・ゲッツェより序列が下になっており、なかなかチャンスが巡ってこない。カストロとゲレイロはしっかり得点を決めるなど結果を残しているため、香川が下になっても仕方がないかもしれない。しかし、ゲッツェはそこまで良いパフォーマンスを見せているだろうか。

データ分析サイト『WhoScored.com』によると、ゲッツェは今季リーグ戦で1試合あたり24・7本のパスを送っている。これよりもカストロ、ゲレイロ、セバスティアン・ローデら他のインサイドハーフの選手の方が本数は多く、なんとコンスタントに出場機会を得ている選手の中でゲッツェより少ないのはFWのピエール・エメリク・オバメヤンとMFクリスティアン・プリシッチのみだ。

また、パス成功率もゲッツェは83・8%とゲレイロやカストロ、ローデよりも低い。ゲレイロが84・7%なので僅かな差ではあるが、スタッツは決して良いとは言えない。これには米『Bleacher Report』もインサイドハーフとして出場するなら精度を高めてゲームを支配しなければならないと苦言を呈している。

現在指揮官トーマス・トゥヘルから信頼を得ているゲレイロ、カストロは、縦へ仕掛けるプレイを好んでいる。ゲレイロもインサイドハーフとしては珍しいほど縦への推進力があり、ドルトムントの攻撃は展開が非常に速い。その流れにゲッツェが置いていかれる場面もあり、それが1試合あたりのパス本数が減る原因の1つとなっていると言える。

ゲッツェはリーグ戦ではアシストも0本で、カストロは4本、ゲレイロは2本決めている。ここまでは香川よりゲッツェが選択されるシーンが多いが、香川が特別劣っているとは言えないはずだ。ゲッツェがトップパフォーマンスを取り戻せるよう精力的に起用しているところもあるはずだが、ゲッツェの方が香川より上なのだろうか。

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