[U-23日本代表]横浜FW富樫、初スタメンでループシュートから初ゴール ガーナ代表に快勝

矢島が15分で2得点

矢島が15分で2得点

マリノスでの活躍ぶりからU-23代表に招集された富樫 photo/Getty Images

リオデジャネイロ五輪に出場するU-23日本代表は11日、「MS&ADカップ2016 ~九州 熊本震災復興支援チャリティーマッチ がんばるばい熊本~」でガーナのA代表(国内組)と対戦した。試合は佐賀県のベストアメニティスタジアムで開催された。

U-23日本代表は1月に開催されたAFC U-23選手権(オリンピック最終予選)を制した主力メンバーから、DF室屋成(FC東京)、MF中島翔哉(FC東京)、FW鈴木武蔵(アルビレックス新潟)など負傷者が続出。リーグ戦での疲労度を考慮され、U-23代表チームでキャプテンを務める浦和レッズのDF遠藤航や、柏レイソルのGK中村航輔ら主力級選手もこの試合には招集されず、新戦力の発掘が期待された。

ボールを保持して攻めこむ日本代表が序盤から決定機を迎える。12分、ペナルティエリア内やや左の位置でパスを受けたMF矢島は、右足を振りぬいて狙いすましたシュートを放つ。ボールはゴール右隅に吸い込まれ先制に成功する。さらにその3分後には、右サイドを駆け上がったDF伊東が、ファーサイドめがけてクロスを送り込むと、走りこんできたMF矢島が右足で合わせてボレーシュートを放ち追加点を奪取。日本代表は幸先良く、15分までに2点をリードする。
その後も主導権を握って試合を進めるU-23代表は30分、ペナルティエリア内でボールを受けたFW富樫が飛び出してきたガーナGKオフォリの頭上を超える見事なループシュートを決めた。富樫は初の先発起用で初ゴールを記録する。U-23代表が圧倒的に攻め込みながら3点を決め、優位な状況で後半へと突入する。

U-23代表は後半立ち上がりから4人の選手を交代しGK杉本、DF岩波、MF井手口、FW金森をピッチに送り込む。その後もガーナ代表には決定機を作らせず、果敢に攻め込んだU-23代表だったが、後半はなかなか決定機まで結びつけることができない。

試合はそのまま終了し、U-23代表がガーナ代表に3-0で勝利を収めた。また、リオデジャネイロ五輪に出場するU-23日本代表は、5月18日から29日にかけてフランスで行われる23歳以下の代表で争うトゥーロン国際大会に出場する。

[メンバー]
GK:櫛引(→杉本 46)
DF:伊東、奈良(→岩波 46)、植田、亀川(→三丸 79)
MF:野津田、橋本(→井手口 46)、大島(→前田 58)、矢島
FW:富樫、浅野(→金森 46)

[スコア]
U-23日本代表 3-0 ガーナ代表

[得点者]
U-23日本代表:矢島(12、15)、富樫(30)

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