日本が2026W杯第2戦で戦うチュニジアは危険な相手だ 22歳で40キャップを記録するハンニバルにも要注意「困難な状況でもチームを前へ進める選手にならないと」

チュニジア代表でプレイするハンニバル

開催中のアフリカ・ネイションズカップでも優勝を狙えるチームだ

2026W杯でグループFに入ることが決まった日本代表。グループでは初戦で対戦するオランダ代表が最大の敵と考えられているが、第2戦目で対戦するアフリカのチュニジア代表も侮れない。

チュニジアは対戦相手がナミビア、リベリア、マラウィ、赤道ギニア、サントメ・プリンシペと格下が多かったとはいえ、2026W杯アフリカ予選を9勝1分の無敗で突破している。それも10試合で失点が0という安定ぶりだ。

そのチームで主力の1人となっているのがマンチェスター・ユナイテッドにも在籍していた22歳のMFハンニバル・メイブリだ。

2024年からはバーンリーでプレイしているハンニバルは、世代別ではフランスを選択していた。しかしA代表はチュニジアを選択し、22歳ながら2021年の代表デビューからすでに40試合に出場している。

現在チュニジアはアフリカ・ネイションズカップ2025に参戦しているが、グループステージ初戦ではウガンダに3-1で勝利。88分間出場したハンニバルも1アシストを記録している。

仏『Foot Mercato』によると、ハンニバルはチームを引っ張っていく存在になりたいと語っている。22歳とまだ若いが、すでに代表のリーダー格の1人になりつつあるのだ。

「僕が早い段階でチュニジア代表を選んだことに驚いた人もいるかもしれないけど、僕の心はチュニジアで決まっていた。チームではまだ若い方だけど、18歳でデビューした頃とは違う。リーダーとなり、困難な状況でもチームを前へ進める選手にならないといけない。もちろん謙虚に地に足をつけていく必要はあるけど、22歳にして様々なことを経験できている。バーンリーでもリーダーシップを発揮できている」

ハンニバルも日本にとって危険な相手となりそうで、組織力の高いチュニジアも簡単に倒せるチームではない。初戦でオランダ、第2戦でチュニジアと戦う流れはなかなかに難しいものとなりそうだ。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.312 波乱の前半戦TOPICS

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:各国代表

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ