W杯で日本が警戒すべきオランダ代表MFラインデルスの攻撃性 マンCではデ・ブライネとの比較まで「得点に絡めるのは最大の強みだと思っている」

マンCでプレイするラインデルス photo/Getty Images

何でもこなせるオールラウンドなMF

前節のウェストハム戦で得点を記録したマンチェスター・シティ所属のオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス。今夏にミランからマンCへ加わった選手だが、得点に絡めるところにラインデルスの強みがある。

まだマンCでは3ゴール6アシストと数字が伸びていないところもあるが、昨季はミランの主力としてセリエAだけで10ゴール5アシストの数字を残している。

英『The Sun』によると、その攻撃性から昨季限りでマンCを離れたMFケビン・デ・ブライネと重ねる声もあるという。中盤から攻撃に違いを生み出せる存在としては、ラインデルスは確かにデ・ブライネに近い役割をこなせる選手と言えるか。

しかし本人は、デ・ブライネほど攻撃的な選手ではないと反応している。ラインデルスは自身のことを何でもこなす8番タイプの選手と表現していて、マンCのスタイルにフィットすればもっと数字を伸ばしてくるだろう。

「ウルブズ戦後に、アナリストたちが僕をデ・ブライネと比較しているのを見た。すごい褒め言葉だけど、役割が違うし、資質も違う。僕は新しいデ・ブライネではないよ。僕はオールラウンドなMFで、主に8番タイプと考えている。ボックス・トゥ・ボックスの選手で、守備から攻撃、ビルドアップからフィニッシュまで絡むのが好きだ。得点に絡めるのは最大の強みだと思っているし、1試合に1度か2度くらいはチャンスを掴める。まだミラン時代ほど得点を奪えていないけど、良い位置にはつけている。またゴールが生まれると信じているよ」

ラインデルスはオランダ代表メンバーでもあり、オランダは2026W杯で日本代表がグループ初戦で対戦する相手だ。中盤からゴール前まで顔を出してくるラインデルスは危険な存在となるはずで、ラインデルス封じも森保ジャパンの重要ポイントの1つになりそうだ。



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