テア・シュテーゲンの来年1月移籍についてバルセロナ幹部が完全否定 「それは考えられない」

バルセロナのテア・シュテーゲン photo/Getty Images

第3GKに降格したとの報道も

今シーズン開幕直前に背中の再手術を発表したバルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは、早ければ11月中にも復帰できると見られている。

しかし、仮に復帰できたとしても、テア・シュテーゲンには厳しい競争が待っている。昨シーズン途中から加入したヴォイチェフ・シュチェスニーが引き続きチームに残ったことに加えて、エスパニョールからジョアン・ガルシアも獲得したバルセロナでは、ゴールキーパーのポジション争いはかつてないほど熾烈なものになっている。

こうした中、バルセロナのデコSD(スポーツディレクター)がスペイン紙『Mundo Deportivo』の取材に応じた。同氏はインタビューの中で今年夏にガルシアを獲得した経緯について問われると、「今から2年前には、これほど早くゴールーキーパーの獲得に動くことになるとは考えてもいなかった。ただし、マルクの最初の背中の怪我が全ての状況を変えたんだ。イニャキ・ペーニャは3カ月間良いパフォーマンスを見せてくれたが、その時にゴールキーパーについて彼とマルク以外に全く準備していないことに我々は気づいた」と以前からゴールキーパーの獲得が課題だったことを明かし、さらに以下のように続けた。

「マルクは素晴らしいゴールキーパーであり、さらに我々のキャプテンだ。既に33歳になっているが、まだ多くのストーリーを書き続けるだろう。ガルシアを獲得したのはマルクの代わりを務めてもらうためではなく、チームの中で著しく欠けていたポジションを強化するためだ。我々は現在と未来のために若いゴールキーパーを必要としていたんだ。それが実際のところさ。サッカー界では時々問題が実際よりも大きく扱われることがある」

また、テア・シュテーゲンが来年1月に移籍する可能性について問われると、「それは考えられない。今の我々にはゴールキーパーが不足している。マルクがプレイできるのであれば、彼は出場時間を得るだろう。彼には我々との契約がある」と語って移籍の噂を否定した。

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