「私の行為は正当化できないが…」 堪忍袋の緒が切れたシメオネ監督 観客と口論し退場処分となった真相を明かす

退場処分となったシメオネ監督 photo/Getty Images

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試合後に語る

アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、惜敗したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦のリヴァプール戦後、試合中にサポーターから浴びせられた罵声について言及した。

アトレティコは現地時間17日、敵地でリヴァプールと対戦。開始早々にアンドリュー・ロバートソンとモハメド・サラーのゴールで2点のリードを許す苦しい展開となるが、前半アディショナルタイムにマルコス・ジョレンテのゴールで1点を返すと、後半36分にもジョレンテが2点目を決め、同点に追いついた。

しかし試合終了間際、フィルジル・ファン・ダイクにヘディングシュートを決められ、惜しくも2-3で敗れた。
『MARCA』によると試合後にシメオネ監督が試合を振り返り、退席処分を受けた理由も明かした。まずチームの出来については「試合の入り方は良くなかった。最初の失点は不運で、試合のプランが台無しになってしまった。2失点目は素晴らしいゴールだった。それでもそこから互角に戦い、マルコスがゴールを決めて、我々に反撃のきっかけを作ってくれた。後半は粘り強く戦ったがファン・ダイクの素晴らしいゴールにやられてしまった」と言及。また「我々には精神力が必要だった。多くの選手が加入したばかり。難しいチームとの対戦で2点リードされたときは良い結果になるとは思っていなかった。負けでもこのような形で負けるのは決して悪いことばかりではない」と述べた。

そして試合終了間際に観客と口論になり、退場処分となった件については「試合中、ずっと罵声を浴びせられていた。自分の行為を正当化するつもりはないが、90分間絶え間なく罵声を浴び続けられることがどういうことか、あなたには分からないだろう。リヴァプールが、そのような行為をした人物を特定してくれることを願う」と語った。


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