CL予選で2戦合計“1-9”の大敗…… レンジャーズ指揮官「ファンの皆さんには、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱい。本当に屈辱的で辛い」

レンジャーズの指揮官ラッセル・マーティン photo/Getty Images

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クラブ・ブルッヘに敗戦

レンジャーズはCLプレイオフでベルギーのクラブ・ブルッヘと対戦した。ホームで行われた1stレグ1-3で負けていたレンジャーズにとって逆転での本戦出場を目指す2ndレグだったが、力の差を見せつけられる結果に。

開始早々の8分にDFマックス・アーロンズが退場し、数的不利の状況に陥ったレンジャーズは前半だけで5失点。後半にも1点決められ、0-6の大敗を喫した。2戦合計スコアでは1-9と屈辱的な敗戦になった。

試合後、指揮官ラッセル・マーティンは悔しさを露わにしつつ、応援してくれているファンへ謝罪のコメントを残している。
「今夜は痛みを味わうしかない。それがメッセージだ。自業自得の痛みがあまりにも大きかった。みんなの感情が高ぶっている時に、試合を分析しても意味がない。ファンの皆さんには、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいだ。あんな目に遭わせてしまったことを本当に申し訳なく思っている。本当に屈辱的で辛い。本当に残念だ」

「ファンの苛立ちは理解している。失望も理解している。怒りも理解している。なぜなら彼らはこのクラブを愛しているからだ。彼らは誇りに思えるチームを見たいのだ。10人になっても、今夜は誇れるものは何もなかった」

「再び0-6で負けるとは思わない。敗北の仕方が許せないし、本当に痛いのは確かだ。だが、我々にできるのは、前へ進むために役立つことに集中し、努力を続けることだけだ。今夜は何も新しいことを学んだとは思わない。ただ本当に傷つき、負けたことがとても恥ずかしい。コーチや監督として過ごした中で、おそらく最も辛い夜だったと思う」(英『Daily Mail』より)

スコティッシュ・プレミアシップでは開幕から3分とまだ1勝も挙げられていないレンジャーズへの視線は厳しく、今夏就任したばかりのマーティン監督の解任を求める声もある。それでも同監督は「彼らは、時間がかかるかもしれないことを理解している」と主張し、クラブ幹部との関係は良好であると話している。

週末には宿敵セルティックとの試合が控えているが、レンジャーズはこの大敗から立ち直れるか。

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