開幕から4勝1分無敗で首位に立つシント・トロイデン ここまでの好調ぶりに現地メディア「誰がこんな結果を予想できただろうか?」

チームを率いるヴァウテル・フランケン監督 photo/Getty Images

1988-89シーズン以来となる好調なスタート

日本人選手7人が所属するシント・トロイデンは、現地時間23日に行われたベルギーリーグの第5節にてズルテ・ワレヘムと対戦。アウェイで行われた試合はMF山本理仁、FW後藤啓介のゴールでシント・トロイデンが勝利。勝ち点3を積み上げた。

ここまで4勝1分勝ち点13と開幕から5戦無敗のシント・トロイデン。現在リーグで暫定首位に浮上しており、過去数シーズンと比較してもこれ以上無いくらい非常に良いスタートダッシュを決めている。この結果に現地メディアも驚きを持って伝えており、『SPORZA』は「シーズン前に誰がこんな結果を予想できただろうか?首位のSTVVが今シーズンの立役者であることは間違いない。15チームの中で勝ち点13ポイントを獲得し、驚異的なスタートを切った。この好調なスタートは、1988-89シーズンにまで遡る」と述べている。

また別の記事ではここまでチームが好調な理由を挙げており、かつて自国の強豪であるゲンクやKAAヘントで指揮を執り、昨シーズンの4月から途中就任したヴァウテル・フランケン監督の存在が大きいとのこと。フランケン監督は選手各々が最も得意とするポジションにそれらの選手を配置させるスタイルで、自身の考えを選手たちに理解させるため大袈裟な分析を行わないという。現状、上位争いをしているチームとの対戦がまだ行われていないこともリーグ上位にいる理由とされており、今後そういったチームとの対戦を控えていることから、「上位チーム相手に無失点を維持できるかどうか見守る必要がある」と述べていた。

シント・トロイデンには現在、山本、後藤の他にもGK小久保玲央ブライアン、DF畑大雅、DF谷口彰悟、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗が所属。25日には株式会社ジャパネットホールディングス代表取締役社長兼CEOである髙田旭人氏の取締役就任が発表された。チームは4連勝を目指し、次節アウェイでサークル・ブルージュと対戦する。

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