「サイクルの終わり」「オーラがない」 アーセナルOBがトッテナムに敗れたペップ・シティに現実を突きつける

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マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督 photo/Getty Images

早々に黒星を喫した

プレミアリーグ第2節マンチェスター・シティ対トッテナムの一戦が行われ、0-2でアウェイチームが白星を挙げた。

序盤は互いにハイプレスを仕掛ける強度の高いゲームとなったが、徐々にトッテナムがゲームを支配。前半に2ゴールを奪うと、後半は球際の強さを披露してシティに主導権を渡さず、アウェイゲームを制した。

一方のシティはボール支配率こそ62%と高い数字を記録したが、ビルドアップではトッテナムのハイプレスに苦戦し、数字ほどのボール保持は見られなかった。

『talkSPORT』ではアーセナルのOBであるペリー・グローヴス氏がこの一戦に言及。シティの時代は終わったと厳しい評価を下した。

「彼らの平均年齢が24歳だったことはわかっているが、(この試合は)マンチェスター・シティのサイクルの終わりを示していると思う」

「3冠を達成したチームはウォーカー、デ・ブライネ、ベルナルド・シウバ、ロドリ、マフレズらがいた。彼らは存在感を示したが、今のチームには存在感も威厳もない」

「今のマンチェスター・シティを見れば過渡期であることがわかる。彼らにはオーラがない」

「エティハド(シティのホームスタジアム)でこんなことが起こるのは滅多にない。これまでシティが絶好調の時、アウェイチームは1つや2つの数少ないチャンスを掴めなければ勝つことはできなかった」

「でも、もう違うんだ。今エティハドに乗り込むチームは以前のシティではないことを知っている。勝算を持って試合に臨んでいるんだ」

昨冬、そして今夏と2つの移籍市場で大型補強を行い新シーズンに臨んだシティ。開幕戦は4得点の大勝を飾ったが、続く2戦目で早くも黒星を喫してしまった。3節ではブライトンとの対戦が予定されており、この評価を覆すことはできるのだろうか。

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