マンUで“構想外”の25歳左SB まさかの「8部クラブ練習参加」の現実

マンUに所属するマラシア photo/Getty Images

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放出間近か

ルベン・アモリム監督の下で構想外となっているタイレル・マラシアが、まさかの場所でプレイを続けている。イングランド8部に属するトラフォードFCのトレーニングに姿を見せており、ファーストチーム復帰の見通しは極めて厳しいようだ。

2022年夏にフェイエノールトから移籍金1300万ポンドでマンチェスター・ユナイテッドへ加入したマラシアは、1年目のシーズンで公式戦39試合に出場。カラバオカップ優勝、プレミアリーグ3位、FAカップ決勝進出と好成績に貢献した。

だが2022−23シーズン終盤に膝を負傷し、その後手術を受けて長期離脱。リハビリ中に複数回の後退を経験し、トップチーム復帰まで実に18か月を要した。復帰後は2024年11月のボデ・グリムト戦で出場機会を得るも、以降は出場わずか7試合にとどまった。
シーズン後半にはオランダのPSVへレンタル移籍したが、ここでも出場は12試合のみ。復調への期待は叶わず、今夏もユナイテッドのプレシーズン・ツアーには帯同せず、構想外の扱いを受けている。

そんなマラシアが現在トレーニングを行っているのが、ユナイテッドの練習場キャリントンから約5km、オールド・トラフォードからも6kmほどの場所にあるトラフォードFCだ。ノーザン・プレミアリーグ・ディヴィジョン1・ウェスト(イングランド8部)に所属するこのクラブで、25歳のオランダ人SBは黙々と汗を流している。

去就が注目されるマラシアだが、完全復活の道のりはまだ遠い。新天地での再出発へ向けて決断の時が迫っている。

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