ファーディナンドが提言「バレバに全額投入せよ」 的確な“中盤補強案”でFWの弱点をカバーか

ブライトンのMFカルロス・バレバ photo/Getty images

ベテランCF獲得案も

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏が、補強案を口にしている。『Rio Ferdinand Presents』のYouTubeチャンネルにおいて、プレミアリーグ所属のブライトンに所属するカルロス・バレバ獲得のため「資金を惜しむな」と語ったうえで、その理由を具体的に語った。

「彼は“アモリム型”のMFで、フィジカルもあり、ボールを運べて、どのエリアでも受けられる。戦術理解も高く、エネルギーに満ちていて、プレミアリーグの経験もある。中盤なら彼だ。私は資金を全投入する」と語り、ルベン・アモリム監督の志向するスタイルにフィットする点を強調した。

ユナイテッドはすでにブライアン・エンベウモとマテウス・クーニャを合わせて約1億2500万ポンドで獲得済みであり、今夏の補強は大型化しているが、同氏はさらに1枚の“即戦力”が必要だと主張。とくにFW陣の未熟さを補うには、経験豊富な存在が不可欠だと考えている。

「ホイルンド、ザークツィー、チド・オビは若く経験不足。誰かが“こうやって9番はプレイするんだ”と示す存在が必要」と述べ、アストン・ヴィラのオリー・ワトキンス獲得も支持。「29歳という年齢がネックだが、ここ数年安定してゴールを挙げており、CL出場経験もある」と評価した。

ただし、もしクラブがFW補強に懐疑的であれば、中盤の強化に切り替えるべきと主張。「売却対象の4人(ガルナチョ、マラシア、アントニー、サンチョ)で得られる資金があれば、若く経験の浅い9番を取るより、バレバのような実力者を選ぶ」と述べ、来季に向けた現実的な補強を求めた。

2024-25シーズンの失望を払拭すべく、新体制の下で抜本的な強化を進めるユナイテッド。ファーディナンド氏の言葉は、アモリム監督の構想に直結する“補強のヒント”として注目を集めるかもしれない。

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