アッレグリのアドバイスもあってインテルをシャットアウト フルミネンセで40歳の番人チアゴ・シウバが過ごす充実の時

フルミネンセでプレイするチアゴ・シウバ photo/Getty Images

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今大会クリーンシートは3度目だ

30日にクラブワールドカップ・ベスト16でインテルを2-0で撃破したフルミネンセ。今大会では南米勢の頑張りが目立っているとはいえ、ブラジルのフルミネンセが今季のチャンピオンズリーグ・ファイナリストであるインテルをシャットアウトしたのはサプライズと言えるかもしれない。

注目は、守備陣を束ねるベテランの頑張りだ。センターバックに入るのは40歳のDFチアゴ・シウバ、そしてゴールマウスを守るのは44歳のファビオだ。

フルミネンセが今大会でクリーンシートを達成するのはこれが3度目のことであり、インテル戦でもチアゴ・シウバ&ファビオの奮闘は見事だった。
チアゴ・シウバはイタリアの名門ミランで長くプレイしていた期間があり、インテルは因縁のライバルだ。今はフルミネンセの選手ではあるが、インテルとのゲームには特別な思いがあったはず。

伊『SportMediaset』によると、チアゴ・シウバは試合前にミラン時代の監督マッシミリアーノ・アッレグリに電話をかけてインテルの強みについて質問したと明かしている。

「今週はアッレグリに電話をかけ、インテルについていくつか質問させてもらった。アッレグリも今のインテルを高く評価していたし、僕もチームをとてもリスペクトしている。インテルの情報を教えてもらって、良いアドバイスをもらえた。チームのパフォーマンスには満足している。このような形でインテルと対戦するのは簡単ではないし、厳しい試合になることは分かっていたよ。守備は良かったけど、ボールを持った時にいつも通りのプレイができなかった。相手のプレスを回避するのが大変だったよ。特にこれだけ暑いとね」

このゲームで先制点を挙げたFWヘルマン・カノも37歳とベテランで、フルミネンセを引っ張るのは経験豊富な選手たちだ。こうした短期決戦では経験値が違いを生むことも多く、チアゴ・シウバの守備力と統率力は今も健在だ。

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