「なんて素晴らしい人なんだ」「こういう監督は嫌いになれない」 空港で勤務中の元スウォンジー指揮官が目撃される 理由はお金ではなく……

スウォンジーの監督だったウィリアムズ氏 Photo/Getty Images

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休暇の過ごし方

かつてチャンピオンシップに所属するスウォンジー・シティで指揮を執っていたルーク・ウィリアムズ氏が、現在ブリストル空港で勤務していることが明らかとなった。『The Athletic』が報じたもので、同氏は現在ガーデニング休暇中でありながら、空港で移動支援を必要とする乗客のサポート業務に従事しているという。

空港の制服を着たウィリアムズ氏の写真がSNSに投稿され、瞬く間に拡散。「フェイクではないか」と疑う声も上がるほどの反響を呼んだが、関係者が本人であることを確認している。

スウォンジーを2025年2月に解任されたウィリアムズ氏は現在も契約下にあり、金銭的な事情で働く必要はない。しかし彼はかねてより「人生においてモチベーションこそがすべて」と語っており、『The Guardian』のインタビューでは「何もしない時間を無駄にしたくない」との価値観を示していた。今回の空港勤務も、そうした誠実な労働観に基づくものとされている。
実際、指導者としての初期にはロンドン郊外でミニバスの運転手やホームストアの荷積み作業をしながら、1人あたり2ドルの報酬でコーチング活動を行っていたこともあった。また、2年前にスウォンジーを一度離れた際には電気工事士の資格取得を目指していたとも明かされている。

SNS上では「なんて素晴らしい人なんだ」「こういう監督は嫌いになれない」「彼は常に誠実な人だ」といった声が寄せられている。

今回の空港勤務もまた、その誠実な人柄を象徴するエピソードと言えるだろう。

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