日本代表にとって6月の豪州戦は貴重なテストになる W杯へ豪州は全エネルギーをかけてくる「日本がどんどん力をつける一方で……」

豪州は3月の予選で結果を出してきた photo/Getty Images

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豪州にとって6月シリーズは勝負

6月、オーストラリア代表は2026ワールドカップ・アジア最終予選で勝負の2試合を迎える。5日にホームで日本代表と戦い、その5日後にはアウェイでのサウジアラビア戦だ。

オーストラリアは現在日本に次ぐグループ2位につけているが、3位サウジアラビアとは3ポイント差、4位インドネシアとは4ポイント差となっていて、まだ油断はできない。6月シリーズを落とせば、プレイオフへ回る必要が出てくる。

オーストラリアはこのアジア予選中に指揮官グラハム・アーノルドを解任し、トニー・ポポヴィッチを招聘しているが、豪『The Roar』はこの6月シリーズでポポヴィッチの真価が試されると注目している。
「ホームでの日本戦は重要だ。オーストラリアがAFCに加盟して以降、日本はアジア最終予選で頻繁に対戦してきた相手であり、2010年以降は同じグループで戦ってきた。しかし日本がどんどん力をつける一方で、オーストラリアは停滞し、最近になってようやく回復の兆しを見せてきたところだ。ただ、今回はいくつか好材料もある。日本は早々にW杯出場権を獲得している。油断することはないだろうが、以前のゲームほどアグレッシブな姿勢は見せないかもしれない。またオーストラリアは最近のU-20、U-17のゲームで日本に勝利しており、日本相手に自信を取り戻しつつある」

「それでも日本に勝つのは依然として容易ではなく、森保監督も最大限の集中力を発揮するよう選手たちに徹底している。オーストラリアはベストパフォーマンスを発揮しなければ、日本を倒すことはできない」

同メディアはこのように伝えているが、もちろん日本も2026ワールドカップ本番へ手を抜くことはない。日本にとってもアウェイでのオーストラリア戦は貴重な腕試しの場であり、全力で臨むだろう。

ただ、予選突破を決めている日本がこれまで出番の少なかった選手にチャンスを与えるなど、色々とテストする可能性はある。それはオーストラリアにとってチャンスとなるかもしれないが、果たして。

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