リオネル・メッシがクリスティアーノ・ロナウドとのライバル関係を回想 「美しい時代だった」

2014年のバロンドール授賞式でのロナウド(右)とメッシ(左) photo/Getty Images

バロンドールをめぐる激しい争い

インテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがバロンドールの『X』公式アカウントのインタビューに応じ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの関係について語った。

毎年フランスのサッカー雑誌『France Football』主催の記者投票によって贈られるバロンドールは、サッカー選手にとって世界最高の個人賞とされている。そして、このバロンドールをめぐってメッシとロナウドは強烈なライバル関係にあった。

2008年から2017年まで毎年受賞者はこの二人のうちのどちらかで、この期間での受賞回数はメッシの5回(2009、2010、2011、2012、2015)に対してロナウドも5回(2008、2013、2014、2016、2017)。この時期は、完全にメッシとロナウドの時代だった。

そうしたロナウドとのライバル関係について、メッシはインタビューの中で「スポーツ的な側面から見れば、とても素晴らしいことだったね。僕らはどちらも野心的だったから、もっと上をめざして互いに競い合っていた。彼はいつだって全て勝つつもりでやっていたけど、それは僕も同じだったよ。あの頃は、僕らとサッカーを愛する全ての人々にとって美しい時代だった」と振り返り、さらに「僕らがそんなに長い間高いパフォーマンスを発揮していたことはリスペクトに値すると思う。トップまで上がってくるのは簡単で、一番難しいのはトップに留まり続けることなんだ」とも語り、ロナウドの存在が自身の成長に大きく影響を与えたことを明かした。

メッシは2018年以降にさらに3回(2019、2021、2023)バロンドールを受賞しているので総受賞回数ではメッシが上回っているものの、「メッシとロナウドのどちらが世界最高の選手なのか」というのは当時盛んに議論され、今も多くの人々の間で意見の分かれるテーマとなっている。

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