今季のイングランドで最大の収穫 地上戦勝率73.3%を誇るアーセナルの18歳DFスケリーに“アシュリー・コール2世”の期待

今季一気にブレイクしたスケリー photo/Getty Images

イングランド代表の左サイドバック1番手へ

現在のイングランドは次々と優秀な選手が出てくるが、今季最大の収穫と言っていいのがアーセナルでブレイクしたDFマイルズ・ルイス・スケリーだ。

中盤や2列目に比べると、イングランドは左サイドバックが手薄だった。そこに出てきたのがスケリーで、アーセナルで左サイドバックとして大ブレイク。中盤もこなせる選手だけあってテクニックがあり、攻撃性が高い。

さらに試合を重ねるごとに守備対応も着実に成長しており、データサイト『Whoscored』は今季のスケリーがプレミアリーグのサイドバックの中では最高となる地上戦デュエル勝率73.3%を誇ると伝えている。これはマンチェスター・シティDFヨシュコ・グヴァルディオル(63%)、マンチェスター・ユナイテッドDFパトリック・ドルグ(63%)といった選手を上回る。

イングランドではマンUに所属するルーク・ショーが左サイドバックを務めてきたが、怪我もあって全盛期は過ぎたとの見方もある。スケリーは今季のブレイクからイングランド代表デビューも果たしていて、2026ワールドカップ欧州予選のアルバニア戦ではゴールまで決めている。

今の活躍ぶりならば、2026ワールドカップを戦うメンバーに入ってくるのは確実だ。アシュリー・コール2世と呼んでも大袈裟ではない選手で、数年後にはとんでもないサイドバックになっているかもしれない。

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