リング誌の「PFP」で井上尚弥が世界2位を堅持 中谷潤人と寺地拳四朗もTOP10入り

PFP2位の井上 Photo/Getty Images

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日本勢の存在感

権威ある『Ring Magazine』が8日に最新のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングを発表し、井上尚弥が2位をキープした。さらに中谷潤人と寺地拳四朗の2人もトップ10に名を連ねており、日本人ボクサーの国際的地位の高さを証明する結果となった。

井上は5日、米ラスベガスで行われたスーパーバンタム級4団体統一戦でラモン・カルデナスを8回TKOで下し、無敗記録を30勝(27KO)と更新した。世界最強との呼び声が高まる中、PFP2位を継続している。

ランキング1位には、3団体(WBA、WBC、WBO)ヘビー級王者のオレクサンドル・ウシクが君臨。戦績は23勝(14KO)無敗。3位には、41勝31KOのWBAスーパーウェルター級王者テレンス・クロフォードがランクインした。
日本勢では井上に続き、WBCバンタム級王者の中谷が7位にランクイン。彼もまた無敗の30勝(23KO)を誇り、井上との“無敗対決”が来年に実現する可能性も示唆されている。

WBA・WBCフライ級王者の寺地は9位に入り、戦績は25勝(16KO)1敗。階級を超えてボクサーの実力を評価するこのランキングにおいて、3人の日本人がトップ10入りは、ボクシング界における日本の黄金期を象徴する光景である。

各選手の今後の動向と、頂点を目指す戦いから目が離せない。

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