ベリヴァルに続きマディソンも今季絶望 EL準決勝2ndレグを前に再びトッテナムに試練も、MFベンタンクール「彼らのために優勝を目指す」

トッテナムの司令塔マディソンはシーズンアウトにphoto/Getty Images

2点のリードでアウェイに

日本時間9日の早朝にボデ・グリムトとのEL準決勝2ndレグを控えているトッテナム。1stレグは3-1の勝利を飾ったため、2点のリードがあるが、2ndレグはアウェイとなるため、トッテナムは気が抜けない。

プレミアリーグでは16位と振るわないトッテナムにとってELは希望の光で、なんとしてでも優勝したいところ。そのためにまずは決勝へコマを進める必要があり、この準決勝を突破しなければならない。そんな大一番が間近に控えているが、ここに来てトッテナムに再び試練が。

低迷する中でもチームを引っ張ってきた19歳MFルーカス・ベリヴァルに続き、チームの司令塔ジェイムズ・マディソンも負傷で今季絶望だと指揮官のアンジェ・ポステコグルーは明かした。今シーズン常に怪我人に悩まされてきたトッテナムだが、ここにきて中盤の主力が立て続けに離脱してしまう事態となった。

しかし、同じく中盤のロドリゴ・ベンタンクールは上述した2人の穴を埋めることができる選手はすでにチームにいると明かし、EL制覇への意気込みを語った。

「ルーカスと同じ役割を果たせる選手が我々にはいる。例えば、第1戦で私と並んでプレイしたイヴ・ビスマのようにね。彼は素晴らしい試合をしたし、週末の試合でもまた素晴らしいパフォーマンスを見せた」

「それから、クル(デヤン・クルゼフスキ)はマディソンが担った役割を何度もこなしてきたし、私も何度かしたことがある。つまり、代わりの役割をできる選手たちがいるということだ。もちろん、毎年ヨーロッパの準決勝に出場できるわけではないので、彼らが出場できないのは残念だ。しかし、彼らは1年間、チームのために全力を尽くしてきたので、彼らのために優勝を目指すつもりだ」(英『Sky Sports』より)

一方で出場心配されたストライカーのドミニク・ソランケはボデ・グリムト戦には出場できる見込みだという。

批判の多いシーズンを送るポステコグルー・トッテナムにとってELタイトルは大きな意味を持つが、1stレグのリードを生かし、決勝へ進めるか。

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