メッシやロナウドより優れていたのに…… リベリは受賞できなかったことに今でも未練タラタラ 「2013年のバロンドールは永遠に不当だ」

当時のリベリ Photo/Getty Images

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リベリが語る未練

フランク・リベリは、2013年のバロンドール選考結果に、いまだに納得していないようだ。バイエルン・ミュンヘンで年間6冠を達成し、UEFA欧州最優秀選手賞も受賞したリベリだったが、バロンドールではクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシに次ぐ3位に終わった。『L'Equipe』のインタビューで、リベリは「2013年のバロンドールは永遠に不当だ」と語っている。

リベリは、2013年にクラブと代表チームで52試合に出場し、22ゴール18アシストを記録。2012-13シーズンのUEFA欧州最優秀選手賞を受賞するなど、個人としても輝かしいシーズンを送った。しかし、バロンドールの投票では、ロナウドが1365票、メッシが1205票を獲得したのに対し、リベリは1127票にとどまった。また、この時、バロンドールとしては初めて、FIFAが11月15日の締め切りまでに投票資格のある人が十分にいなかったと主張したため、投票が11月29日まで延長された。リベリは今でも当時の結果に納得ができないと述べ、以下のようにその理由を説明している。

「最大限の謙虚さと敬意を持って言うが、2013年のメッシとロナウドは私より優れていたわけではない」
「2013年のバロンドールは永遠に不公平なままだろう。私はまだ説明を求めている」

「完璧な一年だった。あれ以上のことはできなかっただろう。投票の締め切りがなぜ2週間以上も延長されたのか、理解できない」

「2013年当時、私はとても謙虚だったので、メッシとロナウドを羨むようなことはなかった」

ロナウドはレアルとポルトガル代表で56試合66ゴール15アシストを記録し、メッシはバルセロナとアルゼンチン代表で45試合42ゴール15アシストと、数字上ではリベリを大きく上回る成績を残した。誰が一番、2013年のバロンドールに相応しかったのか。

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