「25人から30人が必要」 ペップは“スモールスカッド制”の廃止を宣言

マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ photo/Getty Images

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チェルシーの大型補強は間違っていなかったようだ

ペップ・グアルディオラ監督就任以降のマンチェスター・シティの特徴の1つとしてスモールスカッドであることが挙げられる。トップチームの選手の人数を最低限に抑えることで、多くの選手を起用することができ、選手のモチベーションを管理しやすくなる。

一方のデメリットは負傷者の続出に弱い点で、今季のシティは満足にフルメンバーを揃えることができていない。

『Manchester Evening News』によると、ペップはこの事態を受けて、スモールスカッドから考えを改め、今後はトップチームの選手層をより厚くする意向を示している。
「これまで以上に試合数が多く、負傷者数も増えている。このスケジュールなら選手は25人から30人が必要だと痛感した」

「クラブにとって財政的にさらに困難になるだろうが、我々は夏にクラブワールドカップを戦い、3週間後に(新シーズンの)プレミアリーグに臨むことになる。そうなると、より選手層を厚くしなければならない。何が問題かと聞かれれば、それはスケジュールだ」

「問題はトレーニングでも、医師でも、理学療法士でも、選手でも、食事や休息の仕方でもない。問題はただ1つ、スケジュールだ。スケジュールの問題は遅かれ早かれ、どのクラブでも起きると思う。(レアル・)マドリーや他のクラブの負傷者の数を見てください。これが真実です」

『Transfermarkt』のデータによると、シティのトップチームの選手数は24人で、これはプレミアリーグで下から2番目の数字となっている。トップは32人のサウサンプトンで、31人のニューカッスル、30人のチェルシーが続いている。シティは今冬と来夏で4人から6人の補強を計画しており、もし6人加わるとなれば、多くの選手を抱えるチェルシーと並ぶことになる。

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