ベティスでは伝説の《288戦147ゴール》 40代に入ってもスペイン2部で暴れ続けていたゴールゲッターが決意した引退

ベティスで長く活躍したカストロ photo/Getty Images

スペイン2部では史上最多195ゴールを記録

昨季限りでマラガを離れてからは無所属の期間が続いていたFWルベン・カストロが現役を退く決断を下した。

現在42歳を迎えているカストロといえば、レアル・ベティスのレジェンド的存在だ。2010年からプレイしたベティスではスペイン1部、2部両方の戦いを経験することになったが、カストロは7年にわたってチームを支え続けた。ベティスでは通算288試合に出場し、147ゴールを記録。これはクラブ史上最多の記録である。

チームが2部に降格した2014-15シーズンには、2部得点王となる31ゴールを記録してチームを1シーズンで1部へ戻すなど、カストロは脅威のゴールゲッターであり続けた。
ベティスを離れてからは中国でプレイした期間もあったが、2018年にはスペイン2部にいたラス・パルマスへ加入。ベテランになってからも得点感覚に衰えはなく、2018-19シーズンと続く2019-20シーズンは2部で15ゴールを挙げた。

その後移籍したスペイン2部のカルタヘナでも2020-21シーズンに19ゴール、2021-22シーズンに20ゴールと躍動し、最後の所属クラブとなったマラガでも2022-23シーズンに2部で10ゴールを挙げている。

キャリア終盤は2部でプレイする時間が増え、気付けばスペイン2部で歴代最多となる195ゴールを記録。キャリアの最後まで二桁得点を継続したのは見事で、778試合をこなしてきたキャリアは絶賛されるべきだろう。

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