J1屈指の “多才さ”を誇るストライカー 万能FW鈴木優磨が名門復活を目指す鹿島を牽引する

鹿島の攻撃に欠かせない鈴木 photo/Getty Images

「日本のベンゼマのよう」

ここまで17試合を終えて、J1リーグ2位につけている鹿島アントラーズ。首位の町田とは得失点差の関係で2位となっているが、勝ち点は同じだ。

王座奪還に向けて、いいスタートダッシュを飾っている鹿島で今シーズンも頼りになるのがストライカーの鈴木優磨だ。今節の横浜F・マリノス戦でもゴールをマークした鈴木はここまで8ゴールを決めており、得点ランキングは4位タイとなっている。

昨シーズン、リーグ戦33試合で14ゴールを決めた鈴木の決定力は今シーズンも健在でJ1トップとなる「30ゴール」をマークする鹿島の攻撃陣を牽引している。そんな鈴木が存在感を示しているのはゴール数だけではない。ワントップで配置される鈴木は、もちろんロングボールや楔のパスを収めるセンターフォワードとしての仕事は申し分ないが、時には下がってきてゲームメイクもできる。常に最前線に留まるのではなく、臨機応変に役割を変えることができるのも同選手の大きな武器だ。
今節のマリノス戦では解説を務めた林陵平氏がゴールを決めた鈴木を「日本のベンゼマのよう」と、コメントしたことが話題となったが、鈴木はベンゼマのように降りてきてチャンスメイクもできる。鹿島の2点目となった濃野のゴールも起点となったのは左サイドに降りてきた鈴木であり、またスペースに走り込んだチャヴリッチへの絶妙なスルーパスでもチャンスを作った。

最前線でポストプレイもでき、ゴールを決めることができるだけではなく、降りてきて周りを使ったチャンスメイクもできる鈴木。スルーパスの回数はチームトップをここまで記録しており、鹿島の攻撃面での鈴木の功績の大きさがわかる。

これまで5ゴールを決めるルーキーの濃野やボランチへのコンバートが大成功中の知念など好調の要因には多くの要素があるが、最前線の鈴木の存在も大きい。J1屈指の多才さを誇る鹿島のストライカーは今シーズンこそ、チームにタイトルをもたらすことができるか。


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