「チームは降格を避けるためにプレイしていた」 セリエA中位だったところからEL制覇へアタランタを変えたガスペリーニの手腕

今季のELを制したアタランタ photo/Getty Images

レヴァークーゼンを撃破した完成度は見事

22日にヨーロッパリーグ決勝に臨んだアタランタは、今季無敗を継続していたシャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンを見事3-0で撃破。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタの完成度は抜群に高く、レヴァークーゼンを一蹴してみせた。

この優勝は長くクラブを支えてきた選手たちにとって特別だ。2015年よりアタランタで238試合をこなし、このレヴァークーゼン戦ではキャプテンマークも巻いたDFベラト・ジムシティもその1人だ。

ガスペリーニが指揮官に就任したのは2016年夏のことだが、それまでのアタランタはセリエAの中位と下位を彷徨っていた。
2009-10シーズンにセリエBへの降格を経験し、1シーズンで復帰してからも2011-12シーズンは12位、2012-13シーズンは15位、2013-14シーズンは11位、2014-15シーズンは17位、2015-16シーズンは13位と残留を心配しなければならないシーズンもあった。

しかしガスペリーニはその空気を変えた。伊『Sky Sport Italia.』に対し、ジムシティはガスペリーニと仕事をするうちにタイトルを夢見るようになったと振り返る。

「僕がクラブに加入したとき、チームは降格を避けるためにプレイしていたからね。それをガスペリーニは新しい哲学を浸透させ、全員のベストを引き出そうとしてきた。徐々にトロフィーを獲得できるのではと想像し始めたんだ。それがELというわけではなかったけど、コッパ・イタリアとかは想像したね」

マンマークを軸とした守備戦術も見事にヒットし、アタランタは今季のELでリヴァプール、レヴァークーゼンといった優勝候補を撃破した。この組織力は高く評価されるべきで、それを植え付けたガスペリーニの手腕も見事だ。

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