ドルトムント&レヴァークーゼンの躍進はEUROを控えるドイツにとってプラスなのか 難しい調整を迫られるナーゲルスマン

試合前のドイツ代表の選手達 photo/Getty Images

CLとEL両方で決勝進出

今季の欧州サッカー界ではドイツ勢の活躍が目立っている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、ボルシア・ドルトムントが準決勝でパリ・サンジェルマンを下して決勝進出。UEFAヨーロッパリーグ(EL)でもレヴァークーゼンが準決勝でローマに2戦合計4-2で勝利し、ファイナルに駒を進めた。

レヴァークーゼンはELだけでなく国内カップ戦のDFBポカールでも決勝に進んでいて、既に優勝を決めたブンデスリーガと合わせたシーズン三冠のチャンスがある。また、同クラブはローマとの準決勝2ndを2-2の引き分けで終えて、欧州新記録となる公式戦49試合無敗を達成した。

しかし、こうしたドイツ勢のヨーロッパのコンペティションでの活躍を、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は複雑な心境で見ているかもしれない。
ドイツサッカー連盟(DFB)は10日(現地時間)に来月開幕のEURO2024に向けたドイツ代表のスケジュールを発表した。これによると、ドイツは16日に同大会の登録メンバーを発表し、トレーニングキャンプは26日に開始。6月3日にウクライナ、同7日にギリシャと国際親善試合を行った後、同14日にスコットランドとのEURO2024開幕戦に臨む。

レヴァークーゼンでは、MFフロリアン・ヴィルツ、MFロベルト・アンドリッヒ、DFヨナタン・ターの代表入りが確実視されているが、彼らは今月22日にEL決勝、さらにその3日後の25日にもDFBポカール決勝を控えているため、26日から始まるトレーニングキャンプには数日遅れて合流するものと見られている。

また、ドルトムントのFWニクラス・フュルクルク、DFニコ・シュロッターベック、DFマッツ・フンメルス、MFユリアン・ブラントにも代表入りのチャンスはあるが、彼らは仮に選出されたとしても代表チームへの合流は6月1日のCL決勝後になる。ドルトムントの対戦相手であるレアル・マドリードに所属するDFアントニオ・リュディガー、MFトニ・クロースも合流は遅れるだろう。

自国開催での代表チームの活躍を望むドイツ国民の期待は日増しに高まっている一方で、コンディション調整やチーム戦術の落とし込みといった部分でナーゲルスマン監督が随分と頭を悩ませることになるのは間違いなさそうだ。

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