銀メダルを観客席へポイ! ロナウドの珍行動が話題

アル・ヒラル戦でノーゴールに終わったロナウド photo/Getty Images

ヤジも影響したか

アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが見せた珍行動が話題となっている。
 
親善試合ではあるものの、リオネル・メッシらを擁するインテル・マイアミが参戦することでも注目を集めたリヤド・シーズンカップ。その最終戦が8日に行われ、ともにインテル・マイアミに勝利したアル・ナスルとアル・ヒラルが優勝をかけて対戦した。

試合は、前半だけで2点を奪われ、リードを許す展開となったアル・ナスル。ロナウドが不発に終わると、チームもそのままアル・ヒラルに逃げ切りを許し、優勝を逃す結果となった。

そして、ロナウドの珍行動はその試合後に行われたセレモニーで見られた。目の前で優勝を逃した悔しさからか、2位となったチームの選手たちが銀メダルの授与後にすぐさまメダルを首から外してしまうシーンは昨今、さまざまな大会のセレモニーで見受けられる。もちろん、その人の考え方や立場によってそれぞれではあるが、「結果が全て」とも言われるプロの世界、それが特に超一流アスリートともなれば、優勝以外の結果は決して誇れるものではなく、むしろ恥ずかしいものなのかもしれない。
しかし、ロナウドの行動はそれをはるかに超えるものだった。英『THE Sun』などによると、ロナウドは銀メダルを受け取った直後に外すことはなかったようだが、ロッカールームへ下がる際にメダルを首から外すと、なんとそのまま客席へ投げ込んだというのだ。

この行動に至った理由は悔しさだけではないのかもしれない。同メディアは試合中に敵のファンから「メッシ」コールやヤジが何度も飛ばされ、それに苛立つロナウドの姿があったことも伝えている。その怒りが今回の行動に影響した可能性もある。

選手にとって銀メダルが喜ばしいものではないといっても、なかなか見られない行動である。ただ一つ言えることは、このメダルをゲットしたサッカーファンはかなりラッキーだったにちがいない。 

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