抜けたらライスの穴を埋める新加入選手 モイーズ率いるウェストハムを支える “縁の下の力持ち”

今夏に加入したアルバレス photo/Getty Images

数字に現れない貢献度

今夏にアヤックスからウェストハムに加入したメキシコ代表MFエドソン・アルバレス(26)はチームに欠かせない存在となりつつある。

同選手は今夏にアーセナルへの移籍を果たしたMFデクラン・ライスの穴を埋めるという大役を任されて加入した。ここまで公式戦19試合に出場し、1ゴール2アシストを記録している同選手。

プレミアリーグの出場は13試合であり、そのうち12試合がスタメン出場となっている。守備的MFのため、得点やアシストなど数字に現れる活躍が同選手の持ち味ではないが、デイヴィッド・モイーズのサッカーに欠かせない存在となっている。
ジャーナリストのポール・ブラウン氏は英『GiveMeSport』にてアルバレスは「縁の下の力持ち」であると語った。

「アルバレスはちょっとした縁の下の力持ちだと思う。彼はいつも見出しを飾るわけではない。しかし、彼はクラブのレジェンドであるライスに代わって契約した選手の一人としてクラブにとって困難な時期に加入し、静かに自分の仕事を非常に効率的にこなしている。彼はとても早い段階で非常にうまく入り込んだ。彼が落ち着くまでにそれほど時間はかからなかった」

15日に行われたELのフライブルク戦では、1ゴール1アシストの活躍を見せたアルバレス。グループ首位での突破に大きく貢献した。クラブのレジェンドであるライスが抜けた難しい時期に加入したアルバレスだがチームに欠かせない役割として躍動している。

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