ブラジルは2026W杯もネイマール中心でいくべき? ヴィニシウス、エンドリックら気になる若手の存在

カタール大会では涙を呑んだブラジル photo/Getty Images

マルキーニョスは説得してきた

ワールドカップ制覇の有力候補と言われながら、昨年のカタール大会でベスト8敗退に終わったブラジル代表。間もなく新シーズンが始まろうとしているが、気になるのはFWネイマールだ。

2014年のブラジル大会、2018年のロシア大会、昨年のカタール大会と、この3大会におけるセレソンの絶対的主役はネイマールだった。ネイマールがすべての中心だったわけだが、悲願のワールドカップ制覇は実現しなかった。2月には31歳を迎え、年齢的に次の2026年大会を目指すかは未知数だ。

しかし仏『Foot Mercato』によると、パリ・サンジェルマンでもチームメイトのブラジル代表DFマルキーニョスはネイマールを説得してきたと語る。今後もネイマールにセレソンを引っ張ってほしいとの考えで、2026年大会もその形が理想との意見だ。
「彼がまだ代表に多くのものをもたらすと信じている。ワールドカップ後も友人として彼と話をし、チームに留まるよう説得してきた。彼の願望でもあると思う」

ネイマール自身は代表について、「代表への扉を閉ざしているわけではないけど、100%戻るとも言っていない」とまだ迷いがある様子。チームではヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ・ゴエスらが成長し、さらにはバルセロナ入りが内定している18歳のヴィトール・ロッキとレアル・マドリード入り内定の16歳FWエンドリックも控える。この2人も2026年大会のメンバー候補であり、状況によってはネイマールに頼る必要はないかもしれない。

とはいえ、ネイマールがリーダー的役割を果たせるならば精神的支柱となる。絶対的主役の立ち位置は難しいかもしれないが、それこそ昨年のカタール大会を制したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのように周囲を活かすプレイにシフトしていくことで新境地を開くパターンもある。

果たして2026年大会を目指すブラジルのエースは誰となるのか。同メディアはブラジルの現役選手たちはネイマールを支持していると伝えているが、サポーターの意見はどうだろうか。

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