チェルシーで未だ“0ゴール”と苦戦中…… ポチェッティーノならばムドリクをソン・フンミン級に変えられる

今冬チェルシーに加わったムドリク photo/Getty Images

ポチェッティーノの育成力に期待も

今冬の市場で一番と言ってもいい注目を集め、プレミアリーグを中心に争奪戦となっていたのがウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクだ。

最終的にムドリクを獲得したのは、チェルシーだ。その移籍金額は8900万ポンドと高額で、今冬の目玉戦力として話題を集めた。

だが、ムドリクはまだ結果を出せていない。ここまで全コンペティションを合わせ、チェルシーでは13試合に出場してノーゴールなのだ。
初めての5大リーグ挑戦、シーズン途中からの合流、フランク・ランパードを迎えても混乱の止まらぬチーム状況など、ムドリクにとって難しい状況であることは間違いない。今のチェルシーで若手アタッカーが結果を出すのは至難の業でもあるだろう。

真の勝負は来季からだ。最近はマウリシオ・ポチェッティーノを新指揮官に迎えるのではとの話題が浮上しているが、これを受けて英『Football London』はポチェッティーノがムドリクをソン・フンミンに変えてくれるのではと期待をかけている。

ポチェッティーノはトッテナムで結果を出した指揮官で、今のトッテナムにはハリー・ケインを筆頭にポチェッティーノの下で育ったタレントが多い。左ウイングで活躍するソン・フンミンもその1人で、昨季にはプレミアリーグ得点王まで獲得した。得点を奪えるウイングとして、ムドリクにとってソン・フンミンは1つのモデルになるだろう。

果たしてムドリクは来季こそ真価を発揮できるのか。他にもタレントは揃っているだけに、チームを立て直せる指揮官さえ登場すれば上位を狙えるはずだ。

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