リーグ戦初出場で満点回答の1得点1アシスト チャンスを逃さなかった“浦和レッズの切り札”

ゴールを決めたシャルク(写真は昨季) photo/Getty Images

途中出場で結果を残す

浦和レッズはJ1第6節で柏レイソルと対戦して3-0と勝利した。今季初出場で1ゴール1アシストとチームを勝利に導いた男が、アレックス・シャルクだ。

1点をリードした72分、マチェイ・スコルジャ監督はシャルクと安居海渡を投入して攻勢を強める。その3分後、大久保智明のブライアン・リンセンへのスルーパスが相手DFに当たると、ボールを拾ったのはシャルク。ダイレクトで右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

さらに81分には明本考浩の2試合連続ゴールのアシストを記録した。今季リーグ戦ではここまで出場どころか、ベンチにすら入れない日々が続いていた。それでも、いつか来るチャンスのために準備を続けていたFWは、指揮官の起用に満点回答のプレイを見せた。

また柏相手に相性のよさを見せたシャルク。昨季の日立台での一戦ではVARの結果取消となったもののゴールネットを揺らすと、ホームでの柏戦でリーグ戦初ゴールを決める。その試合以来となる得点で指揮官への大きなアピールに成功した。

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