今でもメッシが“世界最高”なのか 18ゴール16アシストの数字が示す万能性

リーグ・アン2年目はきっちりと適応してきたメッシ photo/Getty Images

ドリブル、パス、シュートなどトータル能力が高い

FIFAワールドカップ・カタール大会の疲労が心配されたが、徐々に状態が上がってきているのだろうか。リーグ・アンで再びパリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシが輝きを放っている。

2月11日のモナコ戦は膝の違和感で欠場したが、2月1日のモンペリエ戦からはリーグ戦5試合連続得点を記録している。3月4日のナント戦でも先制点を決め、チームも4-2で勝利。年明けから不安視されたチームの状態も確実に上がってきている。

今季の全コンペティションを合わせると、メッシは18ゴール16アシストと見事な数字だ。35歳と大ベテランの領域に入っているが、ドリブル、パス、シュート、攻撃のアイディアなどトータルの能力が高い。スピードやパワーではアーリング・ハーランドやチームメイトのキリアン・ムバッペが上かもしれないが、ベテランらしい輝きを放つメッシも未だ世界最高の選手候補と言えよう。
『TyC Sports』によると、先日ブライトンに所属するアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターは次のワールドカップ・2026年大会でもメッシに出場してほしいと希望を口にしていた。マック・アリスターは、メッシなら40代に入ってもトップレベルを維持できるはずと考えているのだ。

「僕たちが彼の代表継続を望んでいることは彼も理解している。続けてほしいね。メッシは次のW杯にもいると思う。40、45歳でも世界最高であり続けると疑っていないよ。彼はプロフェッショナルな人だし、落ち着いてプレイするためのフィジカルコンディションを整えている。それに彼の頭にすべてが詰まっているからね。僕たちが彼のために走ることはまったく問題ない」

今の活躍ぶりを見ると、メッシをアルゼンチン代表から外す案は存在しない。40代に入ってもトップレベルを維持している可能性もあるはずで、やはりその才能は特別だ。

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