W杯・スペイン戦のような弾丸ミドルが見たい 堂安律がブンデスで目指す“二桁得点”

フライブルクでも勢いを継続したい堂安 photo/Getty Images

フライブルクは2位と良い位置につけている

FIFAワールドカップ・カタール大会の衝撃から約一か月。ドイツ・ブンデスリーガも20日から再開となる。ブンデスリーガは日本人選手が多く参戦していることもあり、再開の時を待っていたファンも多いだろう。

ワールドカップでのインパクトから考えると、注目度No.1はフライブルクMF堂安律か。ドイツ、スペイン相手にゴールを決めた堂安は日本のヒーローとなり、海外でも注目度は確実にアップしている。

しかも堂安の所属するフライブルクは前半戦を2位で折り返しており、首位バイエルンとは4ポイント差まで詰めている。堂安は代表、クラブの両方で非常に充実した2022‐23シーズンを過ごしているのだ。
ブンデスリーガ再開を前に、ブンデスリーガ公式は堂安のインタビューを掲載。ここまで全コンペティションで4ゴールを挙げている堂安だが、まずはこれを二桁の10ゴールへ伸ばすことを後半戦の目標に掲げている。

「移籍前にチームのディレクターなどと話して、来年はトップ6に入ると言っていたから、順位にはそれほど驚いていません。後半戦はもっとゴールを奪う必要があると思っています。前半戦はボックス内で多くのチャンスがありましたけど、得点に繋げられない部分もありました。個人では全大会で4ゴールを挙げていますが、10ゴールは欲しい。あと6ゴールが現実的な目標ですね。守備に関しても監督のおかげで良くなってきているので、継続していきたいと思っています」

堂安には他クラブからの関心も噂されていたが、フライブルクをチャンピオンズリーグ出場へ導いてからでも遅くはない。まずはワールドカップでの良い感触をフライブルクでのプレイに繋げて欲しいところで、スペイン戦で決めた弾丸ミドルのように堂安の左足が火を噴く瞬間をサポーターは待っている。

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