ブライトン移籍から日本代表FW三笘薫の評価は上がった。ベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズから合流した三笘は、途中出場のチャンスを上手く活かしながら信頼を確保。プレミアリーグでも自慢のドリブルが通用することを証明してみせた。
プレミアでも通用することは日本代表の森保一監督にも強烈なアピールとなったはずで、今回のワールドカップでも三笘はキーマンの1人と考えられている。
一方、ブライトンでスタートダッシュに失敗した選手もいる。三笘と同じく今夏にユニオンからブライトンへと移籍したドイツ人FWデニス・ウンダフだ。
ユニオンでは昨季リーグ戦26ゴール12アシストと大暴れし、ほぼ無名に近かった26歳のストライカーにはドイツ代表入りの噂まで浮上した。ドイツに絶対的なセンターフォワードがいなかったこともあり、ウンダフも候補に浮上したのだ。
プレミアリーグで結果を出せていれば、今頃は三笘と同じくカタールへ向かっていたかもしれない。しかし、ウンダフはブライトンでのアピールに失敗。ここまで171分しか出番がなく、ドイツ代表の話は聞こえなくなった。
ドイツ代表ではブレーメンの二クラス・フュルクルク、ドルトムントの若きFWユウスファ・ムココが招集されており、ここにウンダフが入る可能性もゼロではなかっただろう。
トルコの『NTV Sport』によれば、そのウンダフにトルコの名門ガラタサライが関心を示しているという。ここまではベルギーから5大リーグへのステップアップは思うように進まず、三笘とは差がつく結果となってしまった。