レアルは売却を望んでいる 750万ユーロまで市場価値が落ちたNo7の今

今のエデン・アザールにチェルシーをけん引していたころの面影はない photo/Getty images

獲得してくれるクラブはあるのか

リーグ戦ではここまで無敗を継続していたレアル・マドリードだが、8日のラージョ・バジェカーノ戦では3-2と黒星を喫している。カリム・ベンゼマ、トニ・クロースと主力を欠いたことが影響しており、リーグ戦ではバルセロナに首位を明け渡してしまった。

そんな重要なゲームでメンバー入りしたエデン・アザールだが、この日も出番はなかった。

プレミアリーグのチェルシーで飛躍を掴み、2度のリーグ優勝を経験しているアザール。現ウルブズのジエゴ・コスタと前線からチームの攻撃をけん引しており、18-19シーズンには16ゴール15アシストと二桁得点二桁アシストを記録している。
そんな活躍もあって2019年にレアル行きが発表された。契約期間は5年で、正確な移籍金は明かされていないが、総額1億2000万ユーロとされている。

大きな期待を寄せられ背番号は現マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドがレアル時代につけた7番に決まった。

ここまでの好待遇を用意されたが、レアルでのアザールはイマイチだ。移籍後多くの怪我に悩まされており、リーグ戦では初年度の19-20シーズンのみプレイタイムが1000分を越えているが、その後は三桁のプレイタイムに甘んじている。昨季はわずか714分しかプレイしていない。

そんなアザールに対しカルロ・アンチェロッティ監督は多くのチャンスを与えた。ここ最近でいえば偽9番起用がそうだ。レアルのセンターフォワードといえばカリム・ベンゼマであり、昨季は神がかったような活躍を見せ、チームをリーグ制覇、ビッグイヤーの獲得に導いた。しかしベンゼマが偉大過ぎるため後続が育たず、そこでアンチェロッティ監督はアザールを中央で使っている。

だがそんな工夫もむなしく、ベンゼマ不在時の9番は現在若いロドリゴが務めている。元はウイングのプレイヤーだが、中央も器用にこなす逸材であり、前述したラージョ戦ではロドリゴがCFとしてプレイしている。

レアルでは完全に居場所を失っており、西『todofichajes.com』によればレアルは冬の移籍市場での売却を望んでいるようだ。プレミアリーグではアストン・ヴィラやニューカッスルが獲得に興味を持っているとされており、イングランド復帰が一つの候補となっている。

11月下旬から開催されるワールドカップ・カタール大会でアザールはアピールする必要がある。ベルギー代表では幸い中心選手であり、レアルよりも出番はあるだろう。市場価値は最大1億5000万ユーロだったが、現在は750万ユーロにまで下がっており、レアルがここから元を取り返そうとするのは不可能に近い。

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