直近のアストン・ヴィラ戦では3-1で敗れるなど、まさかの敗戦を喫したマンチェスター・ユナイテッド。公式戦ではマンチェスター・シティに敗れて以来黒星がなかったため9戦無敗と好成績を維持していたが、その記録が途絶えることに。
前述した好成績もあってリーグ戦では5位と悪くない順位に位置しているが、今季のユナイテッドは攻撃が物足りない。13試合で18ゴールしか奪えておらず、首位アーセナル(31点)、2位シティ(39点)、4位トッテナム(27点)と比べると物足りない。シティやスパーズのような明確な得点源がおらず、昨季18ゴールのクリスティアーノ・ロナウドも今季は継続して出場機会を得られていない。
米『ESPN』によると、ユナイテッドはロナウドの退団に備えて新たなストライカーの獲得を目指しており、その候補がレッドブル・ザルツブルクのベンヤミン・シェシュコだという。NEXTハーランドと呼ばれるスロベニア代表のストライカーで、多くのビッグクラブが獲得に関心を寄せている。しかしシェシュコはライプツィヒ行きが決まっており、来夏ドイツに向かうことになる。
2人目の候補がユヴェントスのドゥシャン・ヴラホビッチだ。セルビア代表に選ばれている22歳のFWで、昨季の冬の移籍市場でフィオレンティーナからユヴェントスに加わっている。
今季のユヴェントスでのスタートは上々であり、リーグ戦ではここまで10試合で6ゴール1アシストを記録している。
190cmのサイズは魅力的で空中戦やポストプレイで生かされる。利き足の左から放たれる強烈なシュートは武器の一つであり、ボックス外からミドルシュートを狙うこともある。
ユヴェントスは7000万ユーロの移籍金を支払いフィオレンティーナから獲得している。ユナイテッドが獲得するには相応の金額が必要であり、ユヴェントスを説得することはできるのだろうか。