またまたシティアカデミーに現れた規格外 “14試合で17点に関与する男”にポルトガルメディアが注目

マンチェスター・シティのアカデミーで躍動するカルロス・ボルジェス photo/Getty images

これからトップチームに引き上げられる機会はあるのか

MFジェイムズ・マカティやFWリアム・デラップ、DFテイラー・ハーウッド・ベリスとマンチェスター・シティのアカデミーにいた優秀なヤングタレントは今季クラブを離れて移籍先のトップチームで出場機会を得ている。マカティはシェフィールド・ユナイテッド、デラップはストーク、ハーウッド・ベリスはバーンリーでプレイしており、シティのトップチームに返り咲くことはできるのだろうか。

多くの若手が今季シティのアカデミーを離れたが、それでもプレミアリーグ2で戦うシティのU-21は強い。8試合消化して首位がクリスタル・パレスのU-21、次にシティのU-21がいる。その中心にいるのがFWカルロス・ボルジェス(18)だ。

ポルトガルのスポルティングCPユース出身のプレイヤーで、2014年からシティに在籍している。昨季は主にU-18のチームでプレイしており、今季からカテゴリーを上げてU-21にいる。
ポジションは左サイドで起用されることが多く、利き足はサイドと同じく左だ。ボールを受けた際は自慢のスピードを生かして縦に進み、積極的にシュートを放つ。19日のダービー・カウンティ戦では先発し2ゴールを挙げている。

U-19のポルトガル代表歴があり、ポルトガルメディア『A BOLA』はボルジェスの得点数を称賛している。今季は14試合で10ゴール7アシストを記録しており、14試合で20ゴール3アシストのアーリング・ハーランド以外にも注目すべきスコアラーがいるとしてボルジェスを取り上げている。ハーランドは規格外の数字だが、U-21レベルではボルジェスも同様の規格外な存在といえる。

次々に優秀なタレントを生み出すシティ。トップチームに定着したのはフィル・フォーデンくらいだが、ボルジェスの今後に注目だ。 

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