W杯優勝も経験した元スペイン代表の司令塔の新天地が決定 マンUを離れトルコへ渡ったMFは真価を発揮できるか

昨季限りでユナイテッドを退団したマタ photo/Getty Images

マタの今季はどうなるか

昨季限りでマンチェスター・ユナイテッドを退団したフアン・マタ。新天地が決まらずにいた元スペイン代表MFは、トルコのガラタサライへと移籍が決定した。ユナイテッドやチェルシーでも活躍した司令塔は、どのような活躍を見せるだろうか。

バレンシアで存在感を発揮したマタは2011-12シーズンにチェルシーへと移籍。加入初年度からプレミアリーグで34試合に出場し、翌年には35試合12ゴールと大きな活躍を見せた。2013-14シーズンには出場機会を減らし、1月にはユナイテッドへ加入する。

ユナイテッドでも自身の能力の高さを十分に披露し、翌シーズンには33試合9ゴールと完全復活を遂げる。2015-16にはプレミアリーグで全試合に出場し、ルイス・ファン・ハール体制で司令塔として輝いた。しかしジョゼ・モウリーニョ監督が就任後、出場機会を減らし、一昨季は9試合1得点、昨季も7試合のみの出場でゴールはなかった。
今夏の移籍市場ではオファーはあるものの拒否するなど、最後まで悩みフリーが続いていたマタだったが、最終的にはトルコのガラタサライへと加入が決定。延長オプション付きの単年契約となった。スペイン代表ではFIFAワールドカップを2大会出場し、2010年には優勝も経験しているが、2016年を最後に代表から遠ざかっている。ガラタサライで真価を発揮して代表復帰も目指したいところだ。

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