ユナイテッドが白星を掴んだ
プレミアリーグ第6節マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルの一戦が行われた。
2連敗スタートのユナイテッド対無敗を維持しているアーセナルのゲームとなり、まずゴールネットを揺らしたのはアウェイのアーセナルだ。マルティン・ウーデゴーが中盤でボールを奪うとそのまま鋭いカウンターを成功させ、ガブリエウ・マルティネリがゴールを決める。しかしウーデゴーがボールを奪った場面をVARでファウルと判断され、取り消しとなった。
その後も一進一退の攻防が続くが、ついに均衡が崩れる。カウンターからユナイテッドが攻撃を前進させると、最前線でマーカス・ラッシュフォードがマークを引き付け、右サイドでフリーとなっていた新加入アントニーがゴールネットを揺らす。得点シーン以外ではそれほど目立てていなかったが、鳴り物入りで加わった21番はさっそく大仕事をやってのけた。
後半に入ると、アーセナルが同点弾を挙げる。敵陣でのインターセプトから相手を裏返し、ガブリエウ・ジェズスが最前線で潰れ役となって最後はブカヨ・サカがゴールを決めた。
しかしホームのユナイテッドがそれを2ゴールで突き放す。どちらもカウンターからのゴールであり、ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、クリスティアン・エリクセンが絡んで得点が生まれ、3-1とユナイテッドがリードを得る。
アーセナルがボールを持つ展開になるが、カウンターを強みとするユナイテッドとは少し相性が悪いか。ミドルサードで中途半端にボールロストすることになればブルーノとエリクセンがワンタッチでボールを運ぶことができ、快足のラッシュフォードに良質なパスを出されてしまえばアーセナルの守備陣は追い付けない。
3-1とホームのユナイテッドが意地を見せた。昨季まで評価がそれほど良くなかったディオゴ・ダロトやスコット・マクトミネイも素晴らしいパフォーマンスを披露しており、赤い悪魔の快進撃はここから始まることになるのだろうか。
マンチェスター・ユナイテッド 3-1 アーセナル
[得点者]
35分 アントニー(マンチェスター・ユナイテッド)
60分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
66分 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)
75分 マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)