バログンの“今季5ゴール目”で先制も追い付かれドロー 伊東は先発フル出場で存在感。スタッド・ランスは4戦無敗で好調維持

アンダー世代のイングランド代表で活躍するバログンは今季飛躍を掴むか photo/Getty images

4試合連続で勝ち点獲

日本代表の伊東純也が所属するスタッド・ランスは4日にホームでRCランスと対戦した。伊東は4試合連続での先発となり、最前線でフォラリン・バログンとコンビを組んだ。

主導権を握ったのはアウェイのランスだ。前半終了時のボール支配率は69%と高く、相手を押し込む。しかし放った10本のシュートはすべて枠外に飛んでおり、精度を欠く前半となった。

伊東のスタッド・ランスは押し込まれるも、カウンターで鋭さを見せる。伊東が受けたファウルから素早くリスタートし、前線でバログンが粘る場面があった。バログンと伊東の2人は個で目立っており、後半も攻撃のキーマンとなるだろう。
後半は徐々にホームのスタッド・ランスがボールを握ることになり、66分伊東がゴール前でチャンスを迎えると、倒されデイベル・マチャドがレッドカードで退場に。人数有利になったホームチームはカウンターからフォラリン・バログンが待望の先制ゴールを挙げ、リードを得る。バログンは絶好調であり、開幕から6試合で5ゴールの大暴れである。

しかしRCランスが執念で追い付く。右サイドのクロスから最後はロイス・オペンダが押し込み、試合を振り出しに戻す。オペンダはモナコ戦からゴールを決めており、これで4試合連続となる。

両チームのストライカーが結果を残し、最終的には1-1のドロー決着となった。スタッド・ランスは4戦無敗、RCランスは6戦無敗と好調を維持して次節に臨む。

スタッド・ランス 1-1 RCランス

[得点者]
71分 フォラリン・バログン(スタッド・ランス)
82分 ロイス・オペンダ(RCランス)

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