デル・アリの復調に取り組むランパード監督 今季こそエヴァートンのキーマンとなれるか

プレシーズンマッチのブラックプール戦では2ゴールをゲット photo/Getty Images

かつての輝きを取り戻せるか

昨季トッテナムからエヴァートンへ活躍の場を移したMFデル・アリ。フランク・ランパード監督は、彼をなんとか再生したいと考えているようだ。

かつてトッテナムで中盤の選手ながら大量のゴールを奪い、将来を渇望されたアリ。2016-17シーズンはリーグ戦18ゴール7アシストという驚異的な成績を残したものの、そこから徐々にパフォーマンスが低下。2020-21シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督との反りも合わず、リーグ戦15試合出場、ノーゴールという残念な結果に終わった。

指揮官がアントニオ・コンテ監督に代わっても状況はそれほど変わらず、心機一転、今年1月にエヴァートンへ完全移籍を果たしたアリ。しかし、結局ここでも出番を増やすことはできず、移籍後の半年間でリーグ戦11試合の出場に留まった。

それでもランパード監督は、かつてのアリを取り戻すことを諦めていない。英『The Mirror』によれば、アリを復活させるために何が重要なのか、このようなコメントを残している。

「時にサポート、時に厳しい愛(が必要)だ。なぜなら、自分自身をベストな状態にするために、時には厳しい声に耳を傾けなければならないこともあるからね。それはデルであれ、どの選手であれ同じだ。彼らは若く、大きなプレッシャーにさらされているから、当然我々は、いつだって彼らをサポートするつもりだよ」

「身体的なものであれ、精神的なものであれ、何か問題があるに違いないのだから、彼をサポートするメカニズムが重要だ。僕だけでなく、彼自身、そして彼の周りの人たちがサポートしなければならないんだ」

「デルはまず、自分のトレーニングに一貫性を持たせることが必要で、それについては以前から話している。僕にとって、トレーニングでの全力疾走は譲れないものだし、デルはそれが僕にとっても、彼にとっても重要だということを理解する必要がある」

現役時代のランパード監督は、アリと同じく点の取れる中盤だったこともあり、他の監督よりも彼の気持ちに寄り添うことができるはず。昨季は残留争いに巻き込まれてしまったエヴァートンだが、アリを復調させることができれば、相乗効果でクラブの成績も上昇していくことだろう。

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