今季ブンデスで一気に飛躍したアフリカンFW 原口とともにウニオンをELへ導いたエース

15ゴールを決めたアウォニイ photo/Getty Images

今季リヴァプールから完全移籍

一昨季からブンデスリーガへ挑戦し、今シーズン大きなブレイクを遂げた若きアタッカーがいる。原口元気とともにウニオン・ベルリンで得点を量産したタイウォ・アウォニイだ。

2015年にリヴァプールへ加入したアウォニイは、ブンデス2部やオランダ、ベルギーなどへレンタル移籍を果たす。2017-18シーズンにはジュピラー・プロ・リーグのロイヤル・エクセル・ムスクロンで26試合7ゴールを記録。2019-20には武者修行の場をマインツに変え、初のブンデス挑戦となる。

翌年にウニオン・ベルリンへと加入すると、今季は完全移籍を果たす。ハノーファーから移籍した原口元気と攻撃陣をけん引すると、得点力が開花。31試合15ゴールとキャリアハイの成績を残すチームのエースへと成長し、UEFAヨーロッパリーグ出場権獲得に貢献した。

今季は2トップの一角として前線の起点に。開幕8試合で6ゴールと序盤からハイペースでゴールを積み重ねてきた。ドイツで強化されたパワーに加え、スピードも兼ね備えたFWは、得点感覚を身に付けて国内トップクラスのストライカーに成長した。近い将来、ビッグクラブのユニフォームに袖を通すアウォニイが見られるかもしれない。

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