クリステンセンに続いてラフィーニャまで 来夏のビッグサマーを予感させるバルセロナのこれから

バルセロナとリヴァプールから狙われるラフィーニャ photo/Getty images

期待できるFWだ

14日のオサスナ戦では新加入のフェラン・トーレス、ピエール・エメリク・オバメヤンらのゴールを含む4点を取ったバルセロナが快勝している。公式戦ではこれで10戦無敗であり、リーガ・エスパニョーラでも3位にまで上がってきた。首位レアル・マドリードとの勝ち点差は12ポイントと大きいが、2位セビージャとは5ポイント差となっており、より高い順位でフィニッシュできる可能性がある。

そんな絶好調バルセロナだが、冬の補強が大当たりだった。特にアーセナルからフリーでやってきたオバメヤンはここまで6試合で5ゴールを決めている。不在だった頼れるストライカーとして輝いており、大成功の冬となった。

バルセロナとしては来夏も今冬のような成功を収めたいと考えており、早くも動き始めている。守備陣ではチェルシーのアンドレアス・クリステンセンの合意が報じられており、次はリーズ・ユナイテッドのラフィーニャを狙うようだ。移籍市場に精通しているファブリシオ・ロマーノ氏によればリヴァプールとバルセロナがラフィーニャに関心を寄せているという。さらにバルセロナは早くもラフィーニャと話し合ったとされており、移籍が決まる可能性はある。

2020年にリーグ・アンのレンヌからやってきたラフィーニャ。昨季はプレミア1年目となったが、30試合に出場して6ゴール9アシストと昇格組だったリーズを支えている。今季はカルヴィン・フィリップスやパトリック・バンフォードといった主力の怪我での離脱が目立つ中でも負傷せず、前線で孤軍奮闘しており9ゴール3アシストの数字を残した。

バルセロナではアダマ・トラオレとポジションが被ることにはなるが、ウスマン・デンベレの退団がほぼ確定しており、ラフィーニャは彼の代わりになるだろう。デンベレと違い献身的な守備も行える選手であり、単独での突破は魅力の選手だ。25歳と将来性もあり、怪我が少ない。シーズンを通して計算でき、デンベレが抜けた穴を埋めてくれる。

クリステンセンに続いてラフィーニャの獲得を目指すバルセロナ。問題は移籍金であり、どこまでバルセロナが出せるのかが焦点となるだろう。

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