昨季の“41得点”超えも可能だ 21-22シーズンも止まらぬレヴァンドフスキのゴールラッシュ

昨季にも引けを取らぬペースで得点を積み上げている今季のレヴァンドフスキ photo/Getty Images

現時点での得点ペースは昨季と同じ

2021-22シーズン、ドイツ・ブンデスリーガで驚異の41得点を記録したバイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ。この記録はそれまでゲルト・ミュラー氏が持っていた同リーグのシーズン最多得点記録(40ゴール)更新するもので、彼は名実ともに“ブンデス史上最強ストライカー”となってみせた。

しかし、そんな異次元の得点数を記録してからわずか1シーズンで、その数字は更新されてしまうのか。昨季のインパクトも素晴らしかったが、レヴァンドフスキは2021-22シーズンも他の追随を許さないペースでゴールを積み重ねているのだ。

現地時間20日に行われた第23節のグロイター・フュルト戦でも2ゴールを決め、今季ここまでのブンデスでは28得点を記録しているレヴァンドフスキ。実はこの数字、リーグ戦第23節終了時点における得点数としては昨季と同じなのである。20-21シーズンは終盤に離脱を経験したレヴァンドフスキだが、今後そういったトラブルがなければ昨季の得点数を上回ることは十分に可能だろう。
加えて、その内訳におけるPKの割合も面白い。21-22シーズンは現時点でリーグ戦におけるPKでの得点数が「3」となっているレヴァンドフスキだが、昨季の同じ時期にはすでに「5」あった。PKに頼らないゴールが増えていることも、シーズン41得点以上を期待できる理由のひとつだ。

20-21シーズンの勢いも最高級と呼ぶに相応しいものだったが、今季さらなる高みへと登り詰める可能性があるレヴァンドフスキ。一体、今後の彼はどこまでゴールネットを揺らし続けるのだろうか。わずか1年での記録更新には大きな期待がかかる。

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