意外にも守備スタッツはリーグトップレベル ウイングにもなれる変幻自在なSBはA・アーノルド越えも近いか

今季のカンセロのパフォーマンスはとびぬけている photo/Getty Images

評価を高めている

リーグ戦ではブレントフォードを下し、公式戦11戦無敗を継続しているマンチェスター・シティ。失点の少ない堅守とゴールを量産する攻撃力を兼ね備えたチームとなっており、プレミアでは首位を独走中だ。CLでも優勝候補であり、念願のビッグイヤー獲得を期待したい。

そんなシティだが、今季好調を維持し続けている選手がいる。ジョアン・カンセロだ。今季のシティはベルナルド・シウバにスポットライトがあたりがちだが、今季のカンセロは調子を落とすこともなく、調子をキープしている。

もはや彼の本職となりつつある左サイドバックで先発したブレントフォード戦でも相変わらずの高い攻撃性能が光っている。押し込んでいた時間が長いというのもあったが、SBではなくウイングとして振舞うことが多く、チーム最多となる6本のシュートと4回のドリブルを成功させている。得点に関与することはなかったが、英『90min』では「シティで最も優れたアタッカー」だったと高い評価を得ている。

さらに英『Manchester Evening News』ではリヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルドと比較する声も挙がっており、カンセロの方がより高いパフォーマンスを披露していると主張している。

確かに今季のカンセロのスタッツは素晴らしい。ドリブル成功数30回、シュート数52回、インターセプト数40回、タックル成功数47回と攻守でプレミアトップレベルの数字を残している。地上戦でのデュエル勝利数91回は37回のA・アーノルドを凌ぐ数字であり、意外にも守備でも弱みを見せていない。それでも、評価がイマイチ逆転しないのは目に見える数字の差だろうか。今季カンセロは1ゴール5アシストに対し、A・アーノルドは2ゴール10アシストと倍の数字を記録している。この差をより縮めることができれば、周囲からの評価も変わるかもしれない。

攻守における高いスタッツ、SBとは思えないポジショニングなど、日々成長を続けるカンセロ。怪我や好不調の波の少なさも彼の一つの強みであり、プレミアナンバーワンSBの座を掴むのはいつになるのだろう(データは『SofaScore』より)。

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